私達のまわりにいる なんだかキラキラ輝いている女性たち。夢や目標を持って頑張っている女性たちは、私達に勇気とパワーを与えてくれます。そんな女性たちからキラキラ輝く秘訣を盗んじゃいましょう!


第4回目となる今回登場していただくのは、窪田二葉さん。

元プロテニス選手という彼女は引退後、お父さんが経営されるサプリメント製造販売の会社で女性の視点から見た新しいサプリメントを企画し販売するという仕事に携わっている。
父がプロスポーツ選手たる娘のためを思って作り出した親バカ商品は今、娘の手によって一般にデビューし始めている。
長身でスラリとしたカラダに、こちらが恥ずかしくなるくらいにステキな笑顔。
その笑顔の源はどこにあるのだろうか。


窪田二葉さん26歳


プロテニスプレーヤーでした

 

 




今は楽しくテニスしてます

 




自転車もやります

 



 


アドベンチャーレースにも出場経験アリ☆

 



 


私が初めて手がけたサプリメント商品たち。
記念すべきデビュー作♪

 



 


おいしいっ
シアワセ!の瞬間

 




 


人生楽しまなくっちゃね

■プロのテニスプレーヤーだったんですよね。輝かしい戦績も納めていらっしゃった。
はい。テニスは4歳から始め、小学3年くらいからコーチに習って本格的に練習をするようになりました。試合にも出るようになり、地元紙では常に記事にしてもらえるくらいの戦績をおさめていました。「巨人勝つ!」のニュースよりも「窪田二葉1回戦突破!」の方が一面に載ったりするくらい地元ですけど(笑)
その後、高校は日本一のテニス名門校に入学。入学してすぐインターハイでベスト4にいきなり入るなど華々しく(?)デビューを飾り、そのあとはワールドユースなどの日本代表にも選ばれました。高校3年では日本高校ランク2位になったんです。

でも、今思うとそのころの私はすべて無理をしていたと思います。
周りからは「話しにくい、怖い人」というイメージも持たれ、個人競技であるがゆえにテニス界では周りみんながライバルだったし。
楽しい時代だったとは言えないですね。
光があって影があるというか、戦績だけを見るとすごい華やかなものだけど、実際のワタシはそうではなかった。

でも栄光とともに自分を成長させてくれた経験でした。
テニスで世界にも行けたし、いろんな選手とも出会えたし、勉強になったし、そういう意味では良い経験でした。

高校卒業後、18歳でプロに転向、契約してくれる企業もあったんですが、結局いろんな外的要因もあって2年後に引退。
マスコミなどで騒がれることで気持ちが不安定になったり、いろんなプレッシャーと戦ったりしてきて心身ともに疲れていたのかな。
引退して、周りからは「惜しい」と言われたけど、私自身は気持ちがすっきりしました。
技術はあったけど、トップアスリートになれるまでのメンタルな部分は持っていなかったのでしょうね。
■プロスポーツ選手からサプリメントの開発・販売というお仕事、まったく違う世界だと思うのですが、このお仕事につかれたきっかけは

引退してからは、静かに暮らせるようにと1年後にイギリスに語学留学をしました。
でもまだ気持ちの不安定なところは治らず、帰国。
父の紹介で、プロゴルファーを目指して練習した時期もあったし、マウンテンバイクをしたのもこの時期です。父はどうしても私をプロスポーツ選手にしたかったんでしょうね。(笑)
オリンピックに出場している選手と一緒に練習したりして、マウンテンバイクでは大会で優勝することもあったけど、私としては「もう競技生活はイヤ!」だった。
一種の燃え尽き症候群ですよね。

今となっては良い経験といえますが、そのときは次から次へと与えられ、何が何だがわからないままこなしていたような感じですね。

このころ20歳過ぎでしたが、ようやく時間ができたとき、幼い時からしてこなかった話を母とじっくり話すようになりました。「あのころ私はこう思ってたりしたんだよ」って。
それがきっかけで、母も私の競技に対する思いを初めて知ったんじゃないでしょうか。

そんな時期を経て、今から1年半前に父がやっていたサプリメント販売会社の仕事に加わるようになりました。
父は私をプロ選手に育てていく上でサポートしたいと思って、サプリメントの製造を始めていました。選手時代は、そうしてできあがった商品を「一製品」として、ただ飲むだけしか意識していなかったのですが、自分が製造や販売に関わるようになって成分を研究したり、作られる工程を見ることで初めて、「この商品には『愛』があるんだ」って「父から娘への『愛』の商品なんだ」って感じたんです。

そう思った瞬間、今まで嫌いだった父を1人の人間として見られるようになって、仕事が面白くなってきたんです。
今までは「お父さんコンプレックス」で、「私のやりたくないことをどんどん持ってきてやらせる」というふうに思っていました。でも、サプリメントの仕事に関しては「初めて私に合ったものを与えてくれた」と思ったし、その時がきっかけとなって、今は恋愛のことでもなんでも父と話ができるようになりました。
今なら一番大切なものは家族ですって胸を張って言えますよ。
母とは友達のような関係で、旅行もよく行きますし、いろんな話をしています。

これは今でも不思議に思います。
普通ならゆっくり時間をかけて気づいていくものかもしれないけど、私の場合は本当にこの一瞬にして考え方が変わってしまったんです。
今までは自分で何かを探してきたことってなかった。与えられるだけの人生だった。
でも、このときから「自分で楽しいことを見つけてきて、精一杯楽しもう」って思うようになったんです。
それって生きるためのライフワークみたいなものだと思うんですよね。
「生きるって大変」って思ってた時代から「生きるって楽しい」と思う私になれた。
昔の私は、「あ〜、生きるって大変だね〜」ってよく言ってたんです(笑)

■二葉さんのステキな笑顔は、やっぱりお仕事の充実度から来るんでしょうか。悩んだりしたときの打開策は?

うちの仕事はファミリーでやっている仕事で、今は事務所兼自宅で父と2人で生活しながら仕事しています。
実家は群馬で旅館をしているんで、母は群馬在住。
私は、まるで父の奥さんであるかのように、ごはん作って掃除して家事をしてるんです(笑)

そんな会社ですから、1つの商品をアイデアの企画から商品の完成、販売店への納品までを1人で手がけなくてはいけません。でも商品の誕生から巣立ちまでを見ているからこそ、商品に対して愛情が生まれてくるんだと思います。
今まで私は「スポーツ選手」という小さな世界で生きてきました。
この仕事をすることで、たくさんの出会いがあって、いろんな人に教えられて、視野が広がりました。
まだまだスポーツ用品業界って男性社会ですが、最近はその中で行動する女性としてのメリットを考えるようになりましたよ。
結構、社長の娘ということで甘く見てもらえることもあったりして(笑)
こんなメリットをうまく利用することで女性ってもっと働きやすくなるんじゃないでしょうか。

いろんな方と出会うと、意見が違ったりしますよね。
そんなとき、今まで私が自分探しをしてきたことが役立っているんです。
自分探しをしたっていうことは「自分を知っている」ってこと。だからこそ、いろんな相手に対して対応できるんじゃないかなと思うんです。そのおかげで、辛いことがあっても打破できるというか。

今、テニスではジュニアの選手を1人コーチしているんです。
彼女の長い人生のうちの1部分を私が受け持っているんだと思うととてもプレッシャーだし、重みを感じます。
でも、私とテニスをしていく中で彼女が楽しんでくれて、その姿を見ながら私も便乗して楽しませてもらおうと思えるようになって、気持ちが楽になりました。

■目標は?仕事のこと。プライベートのこと。

仕事・遊び・プライベートということを区別するのではなく、すべて自分が楽しく自分らしく生活できるようにマネジメントしていけば、なんだかハッピーになれると思うんです。

今のテーマは「どうやって生きるか。自分らしく生きる」。
これを実践するには、自分で「私はこんな人間だ」って決めないことだと思っています。
私のことを客観的に見てくれる友人、新しい自分を発見してくれる友人がいっぱい集まってくるようにしたい。
そんな状況が私には「心地良い」と感じられる環境なんだと思います。
今のヘアスタイルも、雑誌で見た美容室に行って「一番上手な人にお願いします」と。で、「私に一番似合うスタイルにしてもらえますか」って言ったんです。
いきなりボブになっちゃってびっくりしたんですけど、新しい私を発見してもらえて満足です。今ではお気に入りになっちゃいました。

これからも今まで以上に「自分探し」に貪欲になりたいなって思います。
おいしいものが大好きだからお友達と食事に行くのも楽しみです。食べるってシアワセですよね〜。
あとは、趣味的にはボクシング習おうと思っているんです。
ボクササイズじゃなくって、プロボクサーに習うの(笑)いいでしょ?
乗馬もイギリスにいたころにやったことがあるので、また行ってみたいですね。
休みの日は、寝だめしますよ。めちゃくちゃ。
夜9時に寝て朝10時くらいまで普通に寝てます(笑)
寝てるだけで1日が終わるともったいないんですけどね。でも、寝なくちゃカラダもたないもん。

■コレカラどんな女性を目指しますか?
やっぱり一女性としては結婚もしたいし子供もほしい。でも仕事もしていきたい。
こういう女性って今はたくさんいると思うんです。そんな女性が働きやすい環境を自分で作っていきたいんです。
自分の能力で勝負できるというか、自分で生活できるという環境を。

今はパソコンと電話があれば、だいたいの仕事はどこででもできる時代になったと思います。
うちの会社の仕事はまさにこういう時代に向いているのかなと。
能力を持っている女性のネットワークを作って、それぞれに権限を与えて仕事を課す。成功報酬みたいなかたちで。
こんなブレーンネットワークを作っていきたいですね、今はそのシステム作りです。
女性の「できればいいな」「あったらいいな」を実現していこうと思っています!
みなさん、応援してくださいね

【編集後記】

「光があって影があった」二葉さんの青春時代。
およそ26歳とは思えないくらいの人生経験をされている二葉さんの言葉には一言一言にとても重みがあり、だからこそ、現在の二葉さんの笑顔があるんだと思いました。
「自分探しに貪欲に」という彼女の目には、はっきりとした意志が見てとれた。
インタビューという形式の中で自分のことをここまで詳しく客観的に語れるというのは、まさに自分のことを良く理解しているからこそ。
聞いていて思わずメモを取ることさえ忘れてしまったくらい、話に聞き入ってしまいました。
私ってこんなに自分のことを知っているだろうか。
今後、どんな人間になりたいのか即答できるだろうか。自問自答です。

【追伸】
二葉さんのコラム『自分探しに出かけよう』を、7月からこのサイトに連載します。
女性にとっての食生活の見直しや、ココロのことなど二葉さんの経験を交えて書かれる連載シリーズ。乞うご期待!

 

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