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初めましてこんにちは。私は現在、高校の部活動で空手道を指導しております。明日から、試合シーズンに入ります。総体、国体、全国総体に個人形として選手を送り出すのですが、形競技にはいわば特殊な緊張感があります。正直なところ今選手はその緊張に押しつぶされそうになっています。何度大会を経験しても緊張してしまい、日頃の力強さやスピード感が表現できないまま終わってしまうこともあります。最近では、練習の中でも周囲に気を取られ、全く集中することもできていないようです。 なんとかメンタルトレーニングを取り入れようと試みるのですが、失敗するイメージが必ず浮かぶようです。マイナス思考に押しつぶされてしまって、うまくイメージがつかめないと言っています。指導者として、この様な選手にどのように接すればいいのかとかく悩んでいます。選手にとっては最後の大会。満足できる充実感を与えてやりたいと望んでいるのですが、どうかアドバイスをお願いいたします。 |
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空手の型の試合に限らず、どんなスポーツの試合前でも多くの選手がプレッシャーでマイナス思考に陥り、実力を発揮できない事があまりにも多い現実です。
専門家の立場として、一番ベストな方法は、メンタルトレーニング・応用スポーツ心理学研究会で行われている1日また2日講習会へ参加し、メンタル面強化の知識やそのトレーニング方法を学び、また目的や意味を理解してから、メンタルトレーニングを始め、毎日の練習や試合で、「トレーニング」として毎日コツコツと心理的スキルを上達させていくものです。そのために段階的なプログラムを実施する方が効果的だと考えています。私たちもいろいろな方法や心理的スキルをどのようにすれば効果的なのかを試行錯誤し、現場のコーチとのキャッチボール(情報交換)でこの方法(プログラム)は、効果的だというものを見つけてきました。もし時間があれば、講習会に選手(もちろんコーチ)も参加してみませんか。そこから、具体的に始めるのがより効果的かと思います。
もし、インスタント的なものを求められるのであれば、プラス思考のトレーニングを24時間かけてトレーニングする方がよいと思います。試合のときだけ使うという虫のいい話で効果があるとは思いませんし、あったとしても継続性がないのではないかと思います。やはり、コンスタントに実力を発揮できるようにチームとして取り組んだ方がよいかと思います。
インスタント的には、
・コーチが常に選手をほめて、いいイメージを多くもたせる事。
・ビデオでベストの型を見せる事。
・欠点修正より、長所を伸ばしながら、長所を伸ばす練習を中心にしながら、気持ちよく練習し、確実にできるところのいいイメージをより持たせながら、その勢いで欠点修正もカバーしてしまうのはいかがでしょうか?
・プラス思考は、普段の生活でトレーニングすることがベストです。
・イメージトレーニングも練習時間だけでなく、練習日誌を使うイメージトレーニングや夜中に型の練習をして、自分のボディイメージを作りながら練習するのもいいかと思います。
・型は、あくまで戦いのイメージトレーニングですから、相手といかに戦うかのイメージを持っていないとうまくいかないのではないかと思います。型をきれいに見せるイメージではなく、周りの人が見て、戦っているイメージ、相手が見えてくるようなイメージ(動き・突き・蹴り・コンビネーション・呼吸・間・静の部分での集中力を高かめる・相手を倒す・最後はきめるつまり殺す)を作る事だと思います。ビデオを撮り、型をしている自分の相手が見えるかなどの言葉がけ、イメージ作りをさせてはいかがでしょうか?
・型の練習のときに、3名ぐらいで攻撃を仕掛けたり、受けにまわらせたり、戦うイメージを作らせれば、自分が相手と戦う事に意識を集中し、プレッシャーなど感じなくなるのではないかと思います。
・また、ルーティーンやフォーカルポイントをうまく使い、気持の切り替えや開き直りをするための「トレーニング」を毎日やることが実力発揮につながると思います。
8月4日(日)に大阪の大成高校で1日講習会を開催予定です。よろしければ参加してください。
余談ですが、高校では、宮崎第一高校空手部が一番熱心にメンタルトレーニングを毎日の練習に取り入れてくれています。その成果も、メントレを始めて3年で5回の全国大会優勝を果たしています。
関連ホームページはこちら
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