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試合期の具体的トレーニング。

「準備期で鍛えた体力の維持をしよう!!」

 試合期は、春の大会と夏の大会の年間に2つの時期があります。ここでは主に、時 間を短くして準備期で行ってきたトレーニングの維持を中心とします。


●ウェイトトレーニング
 シーズンに入ってからは、ウェイトトレーニングは週2回全身の基本的な種目をす るだけで十分です。ここでフィジカル面のトレーニングを続けて行うことで、試合や 技術練習からの疲れと重なりオーバートレーニングにならないように気をつけます。 トレーニング内容は、ポジションごとで違いが出て当然だと思います。

 キャッチャーであれば、普段スクワットの動作を多くしているため試合期の下半身 のトレーニングは最低限に抑えます。この時期になると技術練習のためにフィジカル 面に当てる時間がなくなってくるので、1日に2〜3種目のトレーニングを週に3〜 4回行うのもいいでしょう。

 先発ピッチャーであれば、先発の日程に合わせて登板までに1回〜2回のウェイト トレーニングを行います。

 試合期は、メディシンボール、チュービング、マシン、フリーウェイトなどを使っ て臨機応変に自分に合ったトレーニングを行うようにして下さい。重要なのは、準備 期で行ってきたことを選んでやることで、新しいことをするのは避けるようにしま す。

 試合期中盤から後半にかけて種目数をさらに少なくし、回数を少なくする代わりに 強度はそのままか少しだけ上げるようにします。そして、最後の大事な試合にピーク (超回復)を持っていくために、その試合の1週間前にはフィジカル面のトレーニン グを止めて、体に休息を与えます。

 試合期を通して腹背筋などの体幹部のトレーニングは、メディシンボールやバラン スボールを使って常に行う必要があります。これは、技術練習が終わったあとグラン ドで個人的にでも出来るはずです。




●スピードトレーニング
試合期では、技術練習や試合で、すでに全力で加速、減速の動作を繰り返していま す。そこで、新たにこれまでのスピードトレーニングを行うことは逆効果になること があるので、この時期にはフォームドリルや短距離ダッシュなどをウォームアップの 一環として行うぐらいでいいでしょう。




●持久力
 野手の持久力のトレーニングは、リカバリーのためにジョギング、バイク、水泳な どの有酸素系の運動を試合後に行えばいいでしょう。投手の場合は、登板の日程に合 わせて登板後とその次の日に、20分ほどの有酸素運動を行います(ランニングプロ グラム参照)。


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