 |
準備期(後半)の具体的トレーニング[2] |
 |
●スピード・アジリティ
野手は、前段階の内容をさらに強度を増す代わりに今度はトレーニングの量を少な
くしていきます。すでに技術練習の時間が長くなるはずですから、短時間で質の高い
練習をするようにします。
アジリティドリルやリアクションドリルを行う時に、グローブを持ちながらそれぞ
れのドリルを行ってもいいでしょう。野球の試合の中で起こる動作を想定してドリル
を作っていきます。
●持久力
この時期から投手陣は、シーズン中の登板スケジュールに合わせた形でランニング
を組んでいきます。基本的に先発陣は登板の翌日には、長めの有酸素系の運動を行
い、それから試合が近づくにつれて短めのインターバル走に切り替えていきます。
[中4日ランニングプログラム例]
| 試合日 | 登板後に軽い有酸素運動 |
| 1日目 | 20分以上の有酸素運動 |
| 2日目 | 2−4−6 |
| 3日目 | 3分の4ポール(12本) |
| 4日目 | 50メートル走(9本) |
■超回復:「シーズン直前の体のリカバリー」
この準備期を通して、体がうまくトレーニングに適応してきていれば、体のコンデ
ィションは上がってきているはずです。最初に書いたように、このままトレーニング
を続けることでこの状態はいずれ平行線をたどることになります。そのため、シーズ
ンが始まる2週間ほど前からフィジカル面のトレーニングの量を徐々に減らし、体の
休息を図ります。これにより、体はシーズンに入ったところで超回復の状態に達し、
ピークの状態で試合に望めるようにします。
「ここまで自分たちのできることはすべてやってきましたか?自分たちのチームが準
備不足のために負けてしまったということは、決して理由にはなりません。」
|
|
|
 |
|