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骨盤と股関節の調整を行い、中心軸を通す。

 バッティングの時、右打者であれば、「右膝を閉じるのがうまくいかない。」守備の 時に「腿を閉めることが苦手で、腰がスムーズに落ちてくれない。」「どうも外股気 味だ。」などと言う人が見受けられます。

 これは、股関節と骨盤とがうまく機能していないことに多くの原因があります。ま た、この股関節と肩甲骨、脊柱との運動は連動していて、この連動が正しく働いてい ない人もいます。

 正しい連動は股関節が外へ開こうとした時、骨盤は前へと傾斜し脊柱は反り返り肩甲 骨は内側へ内転しようとします。この連動を正しく行った時、下半身が生み出した力 が上半身へ伝達され、後方から前方へカラダを運んでいく大きな力が生み出されます 。

 また、運動を行う際、軸と重心のコントロール能力は非常に重要な要素です。人の運 動は言ってみれば、安定している重心をどの方向に、どれくらいの速さで移動させて いくかともいえます。例えば走るという動作では、カラダの中の胸の位置の重心と腰 の位置の重心とを前方へと落とし込んでいくことです。これは投球動作でも同じこと が言え、胸と腰の重心を上から下、後から前へと一気に落とし込みます。その重心の 移動にプラスして肩関節周りで発生する筋肉の反射運動による回転運動をボールに乗 せて150キロメートル前後の球速を生み出していきます。

 この重心のコントロール能力の基礎強化と、骨格のアライメントの調整とをこの運動 で行います。

 ここで紹介する運動は、股関節と骨盤の歪を調整し、正しい運動の連鎖の仕組みを体 に植付け、重心のコントロールが巧みな体の基礎を作っていく、大切な運動です。


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