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支持能力の強化が本来の能力を発揮させる。 |
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身体の支持能力は、「コーディネーション(身体の協調性)」能力の中でも、非常に
重要な基本的能力です。
全身の筋肉や関節、手足を思いのままに協調させて動かしコントロールしていく時、
この支持能力が劣っていると全ての動きのリズムが狂ってしまいます。また、支持性
の弱い部位をカバーするために他の筋肉や関節が本来の目的とは違った働きまで行わ
なくてはならなくなってしまいます。
例えば今履いている靴の右足用の靴の踵が、左足の靴の踵に比べてフニャフニャと柔
らかすぎると想像してください。歩く時も、走る時も、右足のほうには体重がかけづ
らく、その分左足に余計な負担がかかってしまうことがすぐに想像できます。まして
やこんなアンバランスな靴やスパイクを履いて、守備に着いたりバッティングを行っ
たりすれば、とたんに動きのバランスが崩れてしまうでしょう。そして、この事はト
レーニングにおいても言えることであり、支持性がアンバランスなままのトレーニン
グは、アンバランスな身体と動きとを自分が気付かないままに作っていってしまいま
す。
それが積み重なりすぎると、原因不明のスランプに陥ってしまったり、ケガの原因に
なってしまったりするのです。
しかし、逆に言えばこの支持性、つまり支持能力が高まってくれば、これまで余計な
負担がかかっていた個所が本来の機能を取り戻し、仮にこれまでと同じトレーニング
の内容でも、その効果の現れ方が良い方向へと変化し、これまで難しかった動きもで
きるようになっていくのです。
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