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こんにちは、高妻先生の本を読ませていただきました。質問があるのですが、調子が良すぎるとき・チームが怖いぐらいに勝ち続けている時などの気持ちの持ち方はどうすればよいでしょうか?例えば高校サッカーで初出場校があれよあれよと勝ち進んでしまうことがありますが、選手の心は空回りしたり舞い上がったりしないのでしょうか?
チーム全体で、気持ちがのり、ゾーン(理想的な心理状態)に近い状態であれば、行けるところまで行くべきだと思います。こんなときに、マイナスのことを考えるほうが有害だと思います。

ただほとんどのチームは、「まぐれ」もしくは「偶然」このようないい状態に入っていると思いますので、その状態が続くか、すぐ途切れるかは誰もわかりません。それならば、行けるところまでいけばいいと思います。まぐれでしか調子があがらないということは、コンスタントに勝てないチームだと思います。たまたまチームの気持ちが調子がよかったから勝てたというまぐれでしか勝てない「弱いチーム」という考えができます。強いチームは、コンスタントに勝てるコツを知っている、何をすれば調子が上がるのか理解している、だから試合で勝てるし、常に上位に行けるということです。これは、指導者が理解していなければならないと思います。

「選手の心が空回りする」とは、空回りしたらどうすればいい、空回りしないように何をすればいいという指導や準備、メンタルトレーニングをやっていないということだと考えます。すこし、きついことをいうようですが、指導者の責任だと思います。選手が大学生やプロレベルならば自分で理解しろということも可能ですが、高校生以下であれば選手の責任にするのは、監督の怠慢だと思います。そこで、メンタルトレーニングに目的や意図を理解し、チームに導入する指導者になって欲しいと思います。

ここで私が言いたいのは、チームがメンタルトレーニングをしっかりやっているのであれば、目的と意図を持ってその状態を作り、その状態に持っていったわけですから、その状態がいつでも作れるプログラム・テクニックを持っているのです。ならば、その状態が途切れてくれば、元のいい状態に戻せばいいわけです。

メンタルトレーニング目的のひとつは、いつでもどこでも調子がいい状態を意図して作れることですから、いつもどおりのことをすればいいと考えます。こんな場面で何をこうする、こうすればチームは、選手はこうなるという理解や指導テクニックを持っていること、また選手自身が何をすればいいのか理解していることは重要です。だからこそ、準備・強化を目的に、毎日の練習や生活でメンタル面強化のトレーニングをするという考えが出てくるのです。

選手をチームを勝たせるために、何をすべきかを理解することが、チームの調子を最高度にいつでも、もって行けることにつながると思います。

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