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良く一流選手は普段の練習やトレーニングでメンタルを約半分取り入れていますが、どうやって鍛えているのでしょうか。またなぜメンタルを重視するのですか。教えてください。お願いします。 |
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一流選手には、2つのタイプがあると思います。
1)メンタルトレーニングなど全く知らないで、自然に今までのスポーツ人生(練習や試合)の中で、これがいいと思い身につけている場合。今までの一流選手の多くがこのタイプです。つまり、まぐれ(偶然)で一流になれたのかもしれません。ただその場面場面で正しい選択ができたケースだと考えられます。たとえば、野球の甲子園大会で多くの観客がいて、これをプレッシャーではなくエネルギーにできたプラス思考をした。また試合の前に不安を持ちマイナス(失敗)のイメージよりも、成功イメージを持ち試合を楽しみにした。ピンチの場面で、無意識に深呼吸をしてセルフコントロールができたなど。その場面で知らないうちに自分で正しい選択をし、それを思い出し、いつも同じ場面で正しい選択をするようになった選手が一流選手になっていったと考えられます。
2)スポーツメンタルトレーニング指導士の資格を持った専門家に、何をどうしたらメンタル面強化ができ、試合で勝つ可能性が高まるかを学んだために、メンタルトレーニングをして、その学んだ心理的スキルを試合で意識して活用し、一流選手になったタイプ。
このメンタルトレーニングを実施している選手は、目的を持って次のようなことをしています。
■スポーツ・メンタルトレーニングを実施する目的
(1) 試合で勝つ可能性を高める心理的な準備(試合での実力発揮が目的)
(2) 練習の質を高め、選手の上達を早くする(はやい上達が目的)
■具体的に何をするのか?
試合で勝つとかうまくなるという目的のためにメンタル面を強化する心理的スキルをトレーニングするのです。具体的な方法である7つの基本的な心理的スキルは下記に示します。
1)やる気を高める目的で行う目標設定(プラン作成や練習日誌なども含む)
2)プレッシャーのかかる場面でセルフコントロールするためのリラクゼーションや試合での気持ちののりや闘志を高めるためのサイキングアップをする。
3)いかにして自分の最高のプレーをするかのイメージトレーニングや新しい技やフォーメーションをうまく身につけるためのイメージトレーニング
4)試合で爆発するような集中力を高めたり、練習で集中していい練習をするかの集中力のトレーニング
5)好きなバスケットをいかにして楽しむか(苦しい練習をいかにして楽しくするか)のプラス思考。コーチは選手にうまくなって欲しいと考えてアドバイスをしていると考える人間関係を良くする、練習に前向きの気持ちを作るプラス思考のトレーニング。
6)自分の気持ちを高めたり、ミスしたあとの気持を切り替えたりするためのセルフトーク(自己会話・言葉づかい・声の出し方・普段の会話等)のトレーニング
7)試合で勝つための徹底した準備としての試合に対する心理的準備
上で紹介した心理的スキルをプログラム化して、より効果的にトレーニングすることがメンタルトレーニングです。メンタルトレーニング指導士の資格(日本スポーツ心理学会認定)を持った専門家から指導やサポートを受けるとより効果的にトレーニングができます。
この心理的スキルは、オリンピックなどで金メダルを取るトップレベルの選手が共通して実施しているものを抜き出し、その効果を研究し、それをプログラム化して練習や指導に生かすというものです。トップレベルの選手がなぜトップ(一流)になれたのかのキーポイントとなる点(心理的スキル)でもあります。
「心理的スキルトレーニング」と「メンタルトレーニング」は、同義語です。日本では、スポーツ心理学的に、違う解釈をしたメンタルトレーニングがあり混乱を招いています。
■みなさんがすぐに活用できるメンタルトレーニングの方法
◎音楽の活用: 気持ちをのせたり、気持ちを落ち着かせたりする目的
◎呼吸法: 深呼吸を活用して気持ちを落ち着かせたり、集中力を高める
◎上を向く: 胸をはり、上を向き、「自信」のある姿勢、態度、気持ちを作る
◎プラス思考: 頭の中の考え方を「前向き・積極的・プラス方向」にする
◎セルフトーク:話す言葉や内容をいつも「プラス方向」の言葉や内容にする
◎練習日誌: 今日の練習を反省し、明日はこうしたいというイメージトレーニング
◎試合日誌: 今日の試合を参考に、もっとうまくなるためのコツ
◎あいさつ1: 大きな声でしっかりと挨拶ができる人は、心の準備ができた人
◎あいさつ2: 練習前の元気あるあいさつは「よし、やるぞ!」という気持ちを作る
◎あいさつ3: 試合前の元気あるあいさつは「勝つための心の準備」
◎あいさつ4: 監督やコーチへのあいさつは「お願いします」という心の準備
◎あいさつ5: チームメイトへのあいさつは「今日もがんばろう」という元気づけ
◎あいさ: 元気のいいあいさつは、サイキングアップの「呼吸法」と「集中法」
◎会話: 楽しい、積極的な会話は、チームメイトとのいいコミュニケーション
◎好き: サッカーが「好き」という気持ちがあなたをうまくさせる
◎楽しい: サッカーが、試合が、練習が「楽しい」という気持ちが重要
◎おもしろい: 練習が「おもしろい」という気持ちを持てる人は、一流選手の素質あり
◎朝の散歩: 1日の始まりの「心の準備」、気持ちよく起きれるようにしましょう。
◎寝る前のセルフコンディショニング: 気持ちよく寝るためのトレーニング
◎朝ごはんをおいしく食べる: 1日の栄養補給を楽しく食べる。(昼も夜も同じ)
◎バランス1: 「心・技・体」のいいバランスがあなたをうまくする
◎バランス2: 「心・技・体」のいいバランスが試合で勝つために重要
◎バランス3: 「クラブ・学校・生活」のいいバランスがあなたをうまくする
◎優先順位: あなたの「したいこと」、「やるべきこと」の優先順位をつけましょう
◎夢: あなたの夢は何ですか?(夢を持つこと、夢に向かって努力しましょう。)
◎目的: あなたがスポーツをやる目的は、何ですか?
◎目標: あなたが練習をやるときの目標は何ですか?
■毎日の練習でメンタルトレーニングをやる目的
いい練習(質の高い練習)をするための心理的な準備をして、いい心理状態を作り、身体練習をスタートする(楽しく、気持ちよく練習する)。精神力は、トレーニングで強くなれる。試合で必要な精神力を毎日の練習や生活で「強化・準備・トレーニング」する。
■いい練習(質の高い練習)とは?
今日の練習に対して、やる気のある、前向きの、気持ちのノリがある、集中した、うまくなりたい、試合に勝ちたい気持ち、今日の練習をしっかりやれば自分がうまくなるという気持ちを持って(メンタルトレーニングをすることでこの気持ちを作り)やること。
■何をすればいい練習になるの?
あいさつ(元気のある、気持ちのいいあいさつができることは、練習の準備ができている)
◎リラクゼーション(練習への気持ちの切り替え、集中力を高める心理的準備)
(試合で実力を出すためのセルフコントロール能力を高める練習)
◎サイキングアップ(練習へのやる気を高め、気持ちのノリを意図して作る心理的準備)
◎目標設定(今日の練習で何をやりたいのかを明確にする。何をすればうまくなるのか認識)
◎イメージトレーニング(自分の成功イメージを元に、最高のプレーがいつでもできる準備)
(新しい技やフォーメーションなどを身につける目的)
◎集中力(いい練習をするための集中力を高める。高度な技を身につけプレーできる準備)
◎プラス思考(常に前向きで、素直な気持ちで、楽しく、向上心のある気持ちを作る準備)
◎セルフトーク(前向きの言葉、プラス思考の会話や態度、考え方をする準備)
■試合で勝つ準備
いい練習をする準備と全く同じ内容で、徹底して試合で勝つための準備をすること。
どのようにして毎日の練習に取り入れるか?
◎練習前のウォーミングアップに組み込む方法(全体で)
◎心理的ウォーミングアップをして、毎日の練習へ(身体のウォーミングアップ含む)
◎個人が来た順番に、自分でやる方法(上級者:これが目標)
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