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私は卒業論文でメンタルトレーニングの効果について調べたいと思っています。実験内容はTSMIを行いその中で集中力の低い選手を対象に集中力アップのメンタルトレーニングを行い数日後にまたTSMIを行って集中力があがっているかを調べたいのですが何か良い集中力アップのトレーニングはありますか?また、どのぐらいトレーニングを行えば効果は出るのですか?
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東海大学の学生も私のゼミでは、卒業論文でメンタルトレーニングについて書いてい
ますが、集中力も含めたメンタルトレーニングは、正式には最低3年のトレーニングが必要です。
うちの学部学生は、最低1年(1シーズン)のメンタルトレーニングをして、2回のデータ
を取り、t検定という統計処理をして分析をしています。また2年継続してメンタルト
レーニングを指導している学生は、3回ー4回のデータを分散分析という統計処理をし
て分析します。大学院生は、3−4年メンタルトレーニングを実施し、分析することをすすめています。
TSMI(体協競技意欲検査)やDIPCA(心理的競技能力診断検査)などの標準化(科学的
に妥当性が検証されたテスト)は、最低でも半年から1年間は間を空けて実施すべきも
のです。数週間とか数ヶ月で2回データを取ることは、研究としては正式には認めら
れない可能性が高くなります。集中力を含めた心理的スキルは、トレーニング(毎日毎
日コツコツと練習)して身につくものです。数週間やってそれを評価する事は、基本的
にメンタルトレーニングを理解していない事になると思います。一晩でできる魔法の
トレーニングではないことを理解していただければと思います。
ただし、代表チームなど時間的制限があり、どうしょうもないときは、強化練習から
大会までの数ヶ月でデータを取り分析しますが、あくまで参考資料として考えます。
卒論だからその辺は適当でいいとも言えないことはないですが、せめて3ヶ月以上のト
レーニングは考えて欲しいと思います。
メンタルトレーニングは、3年以上または引退するまで継続するものという考え方は、
世界標準です。野球の初心者が1回の講習を受けて、またどんなトレーニングをしても、3年でプロになれないという身体的技術や体力と同じです。
どうぞ、メンタルトレーニングを本当に理解していただければありがたいと思います。
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