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コーチ

高校の硬式テニス部でトレーナーをしています。
ある選手の事で質問します。いつも「あと一つ勝てば本選入り」という所で負けてしまいます。その時の試合を見ていると、いつもよりタオルで汗を拭く回数が多かったりと、変に意識過剰になっているように思えるのですが、こういう選手の場合、どのように対処していったらよいのでしょうか?
基本的にインスタントはないと考えています。
メンタルトレーニングは、毎日の練習や生活で、心理的スキルをトレーニングし、身
につけ、洗練し手こそ試合で使いものになるということの準備をするものです。

話し内容から、あとひとつが勝てない。これは、メンタル面が弱い、実力発揮のトレーニングをしていない、気持の切り替えやここ一番での集中力が足らないということが考えられます。この場面で、これをやれば勝てるという何かを求める方が多いのですが、その何かはたしかにありますが、その何かを確実に使えるようにするためには、「トレーニング」(準備・強化)が必要です。つまり、知識を知っているのとできるのは違うという意味です。ですから、この場面でこれをすればいいというのは簡単ですが、使えなければ全く意味のないものになります。

その何かとは、気持を切り替えるためのセルフトーク、集中力を高めるためのルーティーン、集中力を回復するためのフォーカルポイント、成功イメージを使い実力発揮の準備をする、自信を持つための行動をする、冷静で的確な判断ができるようにセルフコントロールをするということです。しかしこれらの知識を持って、その時だけやって本当に効果ガでるのか、誰でも疑うはずです。ここで必要なのがそれが使えるようにするトレーニング「メンタルトレーニング」です。

いかがでしょうか? これらのことを理解していただければありがたいと思います。ぜひ、毎日の練習にメンタルトレーニング導入し、勝つ可能性を高めて欲しいと思います。

たぶんこれだけの回答では、ご不満だと思いますので、汗をかくとは、緊張のために生理的な反応が現れていることをしめしていると思います。それでは、なぜ緊張するのでしょうか? なぜ、過剰意識が生まれるのでしょうか?それは、勝ちを意識し、結果を考え、今やるべきことを忘れ、悩み、考え、マイナス思考が筋肉の動きを狂わせ、微妙なスポーツの動きに変調をきたすために、ミスやいつもと違うプレーがあらわれるのです。特に、頭の中がプラス思考(前向き・積極的・楽しみ)でなくなると、呼吸が乱れ、その呼吸の乱れがプレーのリズムを壊します。そこで、それをもとにもどしたりその状況に陥らないような準備・強化・トレーニングをしておく事が必要になります。一番簡単で効果的なアドバイスは、「好きなテニスを楽しめ」というものです。しかしそのひとことで選手が気持が切り替わればいいのですが、このひとことで確実にいつもの自分のプレーができるようにしなければならないということになります。

ちょっとしつこい言い方ですが、このような理由で、インスタントはないということ
になります。

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