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【スポーツ選手のメンタル面強化】プラス思考・ポジティブシンキング(2)
前回は、プラス思考の基本をお話しました。好きなスポーツが、練習が、試合が、面白くないし楽しめない、これほど矛盾したことはないはずなのに、うまくいかない。

選手は、監督が怒れば、「監督は、俺のことを認めて、ここを直せばおまえはもっとうまくなるよ」と言ってくれていると感謝する気持ちになれない。ミスをすれば「良かった、ミスをしたおかげで自分の欠点が見つかった」、試合で負けて「負けたおかげで、自分の修正するところがわかった。いい経験をした」となぜ考えられないのでしょうか?

監督は、ミスをした選手を、また試合で負けたチームに対して「なぜ怒るのでしょうか?」監督は、「俺の指導法が間違っていた、足らない点があった、アドバイスが選手に伝わっていなかった、この試合で反省点が見つかった、本当に良かった」と考えられないのでしょうか?この考え方ができれば、プラス思考になれたと言えます。

なぜ、監督は選手の責任にし、選手は監督の責任にするのでしょうか?「あいつがこうしていれば、こうしてくれれば」、「監督が、こんな指示をしたから、怒るから・・」など他人の責任にしたり、不平や不満を持つ人は、マイナス思考の人間だと言えます。

他人は、コントロールできないものです。また、自然(天気・温度)や道具、またグランドコンディションなどは、あなたがどうしょうもできないコントロールできないものです。あなたがコントロールできないことを考えたり、不平や不満を言っても無駄なことだし、無駄な時間を費やし、自分がますます泥沼にはまり込み、自分で自分の首をしめているようなものです。

他人、自然、道具、施設など自分のコントロールできないものに惑わされずに、「今の環境や状況で自分ができるベストのことをしましょう」というのがプラス思考の基本的な考え方です。1日24時間をプラス思考で過ごすことが、プラス思考のトレーニングとなり、あなたの生活やスポーツをより楽しいものにしてくれるでしょう。これはスポーツ以外でも活用できるすばらしい心理的スキルです。

宮崎日日新聞2002年7月3日―7月13日のスポーツ欄に掲載されたものです)

 


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