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【スポーツ選手のメンタル面強化】集中力(2) |
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集中力を高めるには、フォーカルポイントという心理的なテクニックもよく使われます。
これは、大リーグで活躍する長谷川滋利投手(シアトルマリナーズ)が活用しているもので、試合場のある一点(場所)を自分で決めて、そこを見ると「集中力が高まる」、「集中力が回復する」、「集中力を高めるための深呼吸を思い出す」など、気持ちを切り替えるきっかけとなる点を見ることをするということです。
グランドでやるスポーツなら、胸を張り上を向いて「空を見上げる」という動作でもいいでしょう。この動作の中には、胸を張り自信がある姿勢や態度をとる、頭を上げ上を向くことで頭の中をプラス思考にする、ついでに深呼吸をして心を落ち着かせ、吐く息に意識を集中して集中力を高める、また「よーし!いくぞー!気合入れていこー!」などとセルフトーク(自分で自分に話し掛ける)し、声を出すことで気持ちを切り替えたり、気持ちをノセルというメンタル的なテクニックを使っていることが含まれます。
このテクニックを使いこなすには、このような動作が、このような考え方が集中力を高め、試合で実力を発揮できるための方法ですよということを理解しておかなければなりませんし、これを毎日の練習で「集中力のトレーニング」としてその心理的スキルを洗練させておくことが必要になります。このようにしてメンタル面強化をするトレーニングをすることがメンタルトレーニング(心理的スキルトレーニング)です。
特に、毎日の練習前や後にリラクゼーションをやることが集中力を高める基礎トレーニングとなります。練習前の20分を時間がないとかもったいないと思うか、これもトレーニングだから時間を取ってメンタル面強化のトレーニングとしてやるという監督の考え方ひとつです。この方法については、ベースボールマガジン社より、「実践メンタルトレーニング」というビデオが出ていますので参考にしてください。
(宮崎日日新聞2002年7月3日―7月13日のスポーツ欄に掲載されたものです)
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