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【スポーツ選手のメンタル面強化】イメージトレーニング(1) |
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最近は、イメージトレーニングという言葉が一般の人々まで理解していただけるようになりました。これは、専門用語でビジュアライゼーション(Visualization)とかイメージュリー(Imagery)と言われ、イメージを使ってトレーニングするということから和製英語で「イメージトレーニング」ができたと考えられます。
しかし、この言葉は、日本語の中にすでに定着しているために使いますが、イメージという心理的スキルをトレーニングするという意味で理解してください。具体的には、頭の中で何かを思い浮かべる(心像・想定・イメージ)することなのですが、一般の方は目を閉じてイメージすることがイメージトレーニングだという見解の方が多いようです。
つまり身体を使わないトレーニングだという考え方のようです。しかし、実際には身体を使いながら行うトレーニングなのです。たとえば、野球部に入部した1年生が球拾いをよくさせられます。ここで1年生は、球拾いという作業をやりながら、先輩達のプレーを見ることができます。
つまり、自分がやること、やりたいことを「見る」という第一段階があり、素質のある選手は先輩達のプレーを見ながら、「そうか、あの場面ではこうやるのだな」などと考え、それをマネしようとします。素質のない選手は、「野球部に入ったのに、球拾いばかりと文句を言う」でしょう。
ここで、あなたにお聞きします。「ラクロスのスローイングをイメージし、そのプレーを実際にやってみてください」今、これができた方はラクロスというスポーツを知っており、そのプレーを見たことがあるかやったことがあるはずです。
しかし、できなかった方は、ラクロスを知らない、そのプレーを見たことがないために、プレーが実際にできなかったのです。つまり、見たこともやったこともない、知らないことはイメージできないし、プレーすることもできないことがわかります。
(宮崎日日新聞2002年7月3日―7月13日のスポーツ欄に掲載されたものです)
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