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パワーとスピードのためのインナーマッスルについて(1) |
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野球の基礎トレーニングに、ウェイトトレーニングが導入されるようになって、一つ一つのプレーがよりパワフルに、スピーディーに展開されるようになってきました。メジャーリーグのプレーを身近に観る機会も多くなり、そのスピード感、パワーに魅了される人も多いことでしょう。日本からも、メジャーへと挑戦し、期待以上の大活躍で野球ファンを楽しませ、日本人プレーヤーの可能性の高さを証明してくれています。こうしたメジャーにも引けを取らないパワーがありスピードのあるプレーの基になるのは、技術もさることながら、パワーアップされた筋力であることも決して忘れてはいけないでしょう。
それではと、より高いレベルのパフォーマンスを発揮するために、ウェイトトレーニングによるパワーアップを行えば全て解決するのかと考えがちですが、これだけでは足りません。たしかにウェイトトレーニングによって身体は改造され、一つ一つの動きはパワーアップします。しかし、野球という競技は、全身の筋肉と関節とが協調して動き、身体の中心から手足の末端へと力が伝達加速される、連動動作が必要なのです。この加速される身体を作っていくために重要なのが、身体の奥のインナーマッスルと言われる深層筋群なのです。
筋肉は、全身の骨を動かすように身体の隅々に渡って全身を覆っています。そしてこの筋肉群は、アウターマッスル(浅層筋群)とインナーマッスル(深層筋群)とから成り立っています。私達が普段意識して動かしているのは、身体の表面に近いアウターマッスル(浅層筋群)なのです。
アウターマッスルは直線的な動きに対するパワーを発揮するのに適しています。また、外から眼や触感によって確認することができ、意識もしやすい筋肉群です。一般的なウェイトトレーニングによって、比較的簡単にパワーアップさせることが出来ます。しかし、アウターマッスルは直線的な動きに対してパワーを発揮しやすい筋肉ですが、回旋系、つまり肩関節や股関節、脊柱などのひねる動きに対しては、パワーを発揮しづらい筋肉だといえます。
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